では環境破壊は勝手に起こるものなのでしょうか？
そんなことはありません。
環境破壊には、必ず人間がかかわっています。
なぜ人間は、環境を破壊してしまうのか？
それは生活のためでしょう。
生活に対する考え方、それが文化を作っていきますが、その過程に問題があるのでしょう。

人類が、生活を変えることが出来ず、環境破壊がますます悪化すれば、当然病原としてのウイルスも抑えることはできません。
科学を過信しすぎてはいけません。ウイルスに対する科学はまだまだ未熟なのですから。
しかしながら、感染予防の原理は単純です。
人と人が直接接触しなければ、感染は広がらないのです。
このことは疑いようのない事実でしょう。
しかしここには大きな問題があります。
人間同士は、直接の接触無しで人間関係が築けるものなのでしょうか？・
人間は、全てをオンラインで済ませることが出来るのでしょうか？
一度でも、実際に会ったことのある人が、一時的にオンラインでのコミュニケーションならば良いかもしれません。
しかし今までのようにリアルでも信頼関係を築くのが難しいのに、オンラインのみで信頼関係を築くことがいかに難しいかは想像がつきます。

つづく